世界で最も物騒な危険都市 ランキングまとめ 10選[最新2016年度版]

      2016/08/19

世界で最も物騒な都市ランキングについてまとめました。

それでは、第10位からカウントダウン形式で発表します。

 

~世界で最も物騒な都市ランキングTOP10~

 

第10位 カリ(コロンビア)

出典:http://wondertrip.jp/wp-content/uploads/0218.jpg

コロンビアで3番目に人口が多い大都市。現在内戦は終わっており、治安は良くなってきているが、やはり郊外や観光地が少ない場所に行くとゲリラの集団が活動している場合がある。10代のギャングの数は、1992年から13倍に上昇し、麻薬密売や強盗、暴力事件が多い。

2015年の殺人発生件数: 1,523
都市の人口: 2,369,821
人口10万人あたりの殺人件数: 64.27

 

第9位 ケープタウン(南アフリカ)

出典:http://www.madameriri.com/wp-content/uploads/2014/02/7.-Cape-Town-South-Africa.jpg?d813d4

かつては南アフリカにある美しい町として多くの観光客が訪れていたが、ここ数年は犯罪とギャングの対立戦争の中心地となりつつある。日本国の外務省からは、市の中心部(シティ・ボウルおよび北西部)ならびに市東部のケープ・フラッツ地区には注意喚起が発出されている。

2015年の殺人発生件数: 2,451
都市の人口: 3,740,026
人口10万人あたりの殺人件数: 65.53

 

 

第8位 パルミラ(コロンビア)

出典:http://livedoor.blogimg.jp/otonotani/imgs/e/7/e7e63252.jpg

コロンビア南西バジェ・デル・カウカ県に位置する街。コロンビアのパルミラは、移住計画が行われたところであったが、治安の悪化もあり、近年は近くの街カリに移るか、日本に帰る人が増えた。カウカ県やカケタ県は,農村部を中心にコカの栽培が多い地域であり,太平洋に向けたコカインの密輸ルートにもなっているほか,FARCの活動も活発な地域であり,FARCによる警官や市民を巻き込む爆弾テロや誘拐も多発している。

2015年の殺人発生件数: 216
都市の人口: 304,735
人口10万人あたりの殺人件数: 70.88

 

 

第7位 バレンシア(ベネズエラ)

出典:http://www.madameriri.com/wp-content/uploads/2015/02/7-valencia-venezuela-had-7108-homicides-per-100000-residents.jpg?517716

ベネズエラでは,2016年に入り,経済状態の悪化から深刻な物不足に陥っている。ベネズエラ第三の都市のあるカラボボ州バレンシア市でも5月19日の夜,暴動が発生し,市民が略奪行為に及んだほか,多数の商店が被害を受けた。カラボボ州は,ミランダ州,カラカス首都圏に次いで暴動事件が多発している。

2015年の殺人発生件数: 1,125
都市の人口: 155,739
人口10万人あたりの殺人件数: 72.31

 

 

第6位 ディストリトセントラル(ホンジュラス)

出典:http://travelpress.jp/wp/wp-content/uploads/2014/09/Jo_o_Pessoa_Brazil.jpg

ホンジュラスの首都であり最大の都市でもある「テグシガルパ」を含む「ディストリト・セントラル」は、近年急速に治安が悪化しているといわれている。テグシガルパ市内では、全域において殺人や誘拐が散発しており、正確な統計ではないが、テグシガルパ市だけでも数十万人が強盗被害に遭ったとの情報もあり、滞在には注意が必要である。テグシガルパ市周辺に所在する貧困地区では殺人や強盗等の凶悪犯罪が多発している。

2015年の殺人発生件数: 882
都市の人口: 1,199,802
人口10万人あたりの殺人件数: 73.51

 

 

ここからは、いよいよTOP5の発表です!

第5位 マトゥリン(ベネズエラ)

出典:http://img02.hamazo.tv/usr/r/e/i/reikoswold/%E3%81%B9%E3%81%AD%E3%81%9A%E3%81%88%E3%82%89sk12k.jpg

ベネズエラの東部に位置するマトゥリンは401384人の人口を有する中規模の都市である。10万人中86人が殺人で死亡しているという。

2015年の殺人発生件数: 505
都市の人口: 584,166
人口10万人あたりの殺人件数: 86.45

 

 

第4位 アカプルコ(メキシコ)

出典:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-d6-1e/yuji873/folder/62290/41/31615741/img_4?1372109583

メキシコ国内では2000年代に入ると麻薬がらみの犯罪や抗争が爆発的に増え、アカプルコにも余波が押し寄せている。麻薬絡みの殺人事件は一般市民を対象としたものではないが,一般市民が銃撃事件に巻き込まれ,死亡する被害も発生している。

2015年の殺人発生件数: 903
都市の人口: 862,176
人口10万人あたりの殺人件数: 104.73

 

 

ランク第3位 サンサルバドル(エルサルバドル)

出典:https://contents.gunosy.com/2/2/ae98e2b29106bfec0d7babd1782c4c6a_content.jpg

エルサルバドル国家文民警察統計によると,2015年の殺人被害者数は6,657人となり,統計開始以来,過去最悪の数値を記録している。この結果,人口10万人当たりの殺人発生率は,104.2人(世界ワースト1位)となり,戦争以外で人が殺される可能性が最も高い国であると言われている。殺人を始めとする凶悪犯罪の多くに青少年凶悪犯罪集団(マラス)が関与し,殺人加害者の約9割がマラスの構成員である。サンサルバドルを含む11の地区は反政権・反体制イデオロギーを掲げるマラスM18Rの強い影響下にあり,右マラスの活動が活発化している。

2015年の殺人発生件数: 1,918
都市の人口: 1,767,102
人口10万人あたりの殺人件数: 108.54

 

 

ランク第2位 サンペドロスーラ(ホンジュラス)

出典:http://www.madameriri.com/wp-content/uploads/2015/02/1-san-pedro-sula-honduras-had-17120-homicides-per-100000-residents.jpg?517716

外務省の海外安全ホームページでは、「渡航の延期をお勧めします」の地域に指定されている。凶悪犯罪の中心となっているのは、青少年凶悪犯罪集団「マラス」をはじめとした犯罪組織である。サンペドロスーラ市では、特に「マラス」の活動が活発で、強盗が多発していると言われている。殺人、強盗、誘拐等のほか、組織間の抗争に伴う銃撃戦により、無関係の住民が巻き込まれる事件も発生。また外国人が殺害されるケースも増えており、2013年1月には北部サンペドロスーラ市において、英国人旅行者が所持品を奪われた後に銃殺される事件が発生した。

2015年の殺人発生件数: 885
都市の人口: 797,065
人口10万人あたりの殺人件数: 115.98

 

 

ランク第1位 カラカス(ベネズエラ)

出典:http://livedoor.4.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/1/4/141c3f95.jpg

カラカスの治安は非常に悪く、人口当たりの殺人事件発生率は東京の100倍を超える。2008年は10万人当たりの殺人事件発生率が130人となり世界最悪、2012年でも10万人当たり119人と世界3位の数字を記録している。カラカス首都圏内及び各地域では治安の悪化が顕著であり,従来比較的安全とされてきた地域においても夜間の移動のみならず昼間でも,殺人,強盗,誘拐等の凶悪犯罪が多発しており,外国人も被害にあっていることから十分な注意が必要。

2015年の殺人発生件数: 3,946
都市の人口: 3,291,830
人口10万人あたりの殺人件数: 119.87

 

 

以上、世界で最も物騒な都市ランキングまとめTOP10でした。

 


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